2013年11月30日土曜日

キツラノビーチにさようなら。




前日まで雨が降っていたので、
「雨の中、バンクーバーとお別れかぁ…」
なんて思っていたら、

当日、見事に晴れました☆







歩き慣れた道をゆっくり進みながら、お気に入りだったキツラノビーチへ。







夜はここからダウンタウンの夜景を眺めたりしたなぁ♡








本当、すっきりと気持ちのいい天気!




海の透明度も健在です♡





ゆったりと海を眺めながら、バンクーバー生活を振り返りました。





2013年6月末日。
小さなビルと、壮大な山に囲まれた街を飛行機の窓から見下ろしながら、
「ここで半年間住むんだなぁ」と、ワクワクしたのも束の間。

敢えて英語の勉強をしていかなかったわたしは、
カフェでコーヒーの一杯も注文できませんでした。

「現地に行けばどうにかなる!」と飛び込んでみたものの、
1日目にして「どうにかならないかも…」と自信消失。
さらに、語学学校で何故か中級レベルのクラスにいれられ、
ブラジリアンメキシカンの英語についていけず、意気消沈。

最初の1ヶ月は本当に本当につらかった!!!
語学学校行きたくないって、毎朝思ってたなぁ…。

でも、そのおかげで、1ヶ月で英語力(ついでに精神力)がグンッと伸びた。
周りの友達からも驚かれたし、自分でも実感できるくらい英語が身に染みていくのが分かった。
秘訣といえば…
勉強していかなかったおかげかもしれませんが、
文法を気にせずに発言できたし、(大抵の日本人は文法の間違いが気になって発言できないらしい)
「わたしは赤ちゃん!」と自分を洗脳させて、素直に英語を取り入れようとしたくらいかなぁ…。
あ!急成長した友達は、日記を書いて添削してもらってました!

…そして、語学学校を卒業するのと同時に英語の勉強は全くしなくなりました(´∀`;)


夏のバンクーバーは、観光客と夏休み中の学生で溢れ返っていて、
とにかくどこに行っても人・人・人!!という感じでした。
イベント目白押しだったけれど、
「海外生活をしたい」と思っていたわたしは、
自分なりにボランティアやイベントに参加しながらも、
観光地に赴く普通の観光客と変わらないんじゃないか?なんて、どこか違和感を覚えていました。


転機となったのは、友達が紹介してくれたキツラノの家に住むようになってから。

ハイセンスなお店が立ち並ぶのに、気取ってない雰囲気。
ドラッグストアやスーパーの店員さんの愛想がいい。
きれいなビーチが目の前。
そして、街を歩く人達は、お洒落でハイセンスなカナディアン。
派手わけじゃなく、肩の力を抜いたナチュラルビューティーな人々に心奪われ…
瞬時にキツラノが大好きになったのであります♡

季節も秋に移り変わり…
バンクーバーに来てくれた彼といろいろあって、
精神的につらい時期もあったけれど。

ふと足を運んだ公園で見かけるカナディアンの家族と犬にとーーーっても癒された。
「しあわせ」のかたちについて、じっくり考えられた。
その結果、結婚願望がふつふつと沸き上がった。(笑)
↑これはわたしの中で大きくて、嬉しい変化♡

カナディアンに見習って始めたランニングも、今では趣味になったしね♪





今回、迷いに迷って、留学することを決断して。
本当に本当に本当に!よかったと思う!!!!
「留学してみたい」という夢を1つ達成できたし、
留学を通して新たに見つかった目標や、出会えた価値観がある。
そのおかげで視野が広がった気がします。



カナダに来れば、強くなれる!って勝手に思い込んでた。
でも、人が成長するには、環境は大して関係ない。
日本にいても海外にいても、結局は自分次第だということ。
ただ、カナダにいた半年間で、学んだものはたっくさんある。




人前であまり発言しないわたしが、語学学校での他国の生徒を見て、発言できるようになった。
だって、みんなは自分の意見を言うときに人の目を気にしてない。
発言した内容が間違っていても、それは恥じゃなくて、学び。
むしろ、発言しないと自分の意見を持っていない中身からっぽの人間だと思われる。
そっちのほうが恥。


思いやり・優しさは万国共通だということも、語学学校で学んだなぁ。
横柄な人は、距離を置かれる。
友達が英語力伸び悩んでいて、泣いていたときがあったんだけど、
10代のメキシカン女の子が、「大丈夫だよ。成長してるよ」と慰めていた。
「あなたならできるよ」って抱きしめてあげたり…。
日本人って愛情表現が下手って言われてるけど、なんとなぁく分かった気がする…。
人によるけれど、外国人のほうがハグをよくするし、愛情を惜しみなく与えてくれる。
たとえ、その場限りの付き合いの関係だとしても。
そう考えると日本人って冷めてるというか…バーチャルの世界に生きてる感じ。
何度も言いますが、人によるけれどもね!


あと、新しいものを手に入れても入れなくても、いまあるものを大切にすれば満たされるということ。
東京からバンクーバーに来た当初、刺激がなくて物足りなかったのを覚えてる。
でも、3ヶ月もした頃、『不十分だと思っていた量』で満足している自分がいた。
可愛い洋服やバッグ、アクセサリー、質のいいスキンケア用品…欲しいものがたくさんあって、目移りしてしまっていた、日本にいた頃のわたし。
『物』って、あんまり必要ないなぁーって思えた。
たくさんあっても、なくても、慣れてしまえばそれが『普通』になる。
…もはや、たくさんあったら、渇望感だけが強くなって、「結局なにがしたかったんだっけ?」ってなりうる。
Simple is Best!


自分の家族・友達・恋人とのコミュニケーション、愛情表現を大事にすれば人生が豊かになること。
公園でくつろぐカナディアンの家族や恋人達を見ていて思ったこと。
そこには、きらびやかな夜景や、ゴージャスな食事もないけれど、愛する人と豊かな自然がある。
それだけで、充分ということ。
人と向き合って、自然の豊かさを感じられれば、お金はたくさんいらないし…。
心が豊かになる。



うーん、思いつくままに書いてみたけど、まとまりないなぁ…。(笑)








そうそう、さっきWestJetに乗ったんだけれど。
機長がユニークな案内で乗客を笑わせたり、警備員がスキップ&ダンスしながら飛行機を誘導してたり。
品のいい貴婦人がクロスワードに興じて、ワインをたしなんでから幸せそうに眠っていたり。

この半年間、外国人を見ていて、
「あー、もっと気楽に生きていいんだなー」って思える機会が、たくさんあった。
もともと、なんでもかんでも考えすぎて、起こらない未来を心配する癖があるわたし。
未来のことはそのときにならないと分からないし、もっと意識して現実と向き合う必要があるなぁってつくづく思いました。

最悪の結果(死に至るとか)にならなければいいよね。
何か起きたときはそのときに考える!



そうそう、あとね。
エゴを持つのはやめようって思いました。
思いやりは大切にしつつ、人への執着をなくす。
執着してる暇があるなら、自分へ矢印を向けて、努力する。
あ、努力する意味もようやく分かった気がします。(笑)
おおお、どんどんまとまりがなくなっていく…。


まとまりがなさすぎるので、今後ちょくちょくカナダで感じたことを書いていこうと思います。

忘れちゃいけない時間だからね。うんうん。





とにもかくにも。


ありがとう、カナダ。


また、戻ってきます!

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