レディースデーだったので、1人で映画を観に行ってきました。
安く映画が観られる♪と思ったら、バルト9ではレディースデーのサービスをしておらず、一般料金でした。(笑)
初バルト9…、シアターへのエスカレーターをのぼる時、夜景がきれいでステキだった☆
映画観る前にテンション上げ上げ〜q(●′∀`)p!
実は、とても思い入れのある作品なのです。
わたし、高校のときに所属していた部活が音楽部と言って、ミュージカルと合唱をしていたんですね。
女子高だったので、宝塚みたいな感じで。
わたしの出身県では、同じように女子高でミュージカルをやっているところがあって。
稽古を見学したり合同練習したり、いろいろと交流をしていたのですが、その女子高が公演したミュージカルがLes Misérablesだったのです。部員数が100人以上ということもあり、大迫力で圧倒されたのを覚えています。(ちなみに、わたしの所属していた音楽部は部員数60人ほど)
映画のレミゼは、全体的にミュージカルよりも生々しく描写されていたので、
ファンティーヌやエポニーヌの女性ならではの感情につらいほど共感できました。
しかしながら、マリウスのバカがつくほどの鈍感さは映画だと違和感。(笑)
エポニーヌとは身分が違いすぎて、恋愛対象になるなんて考えもしなかったってことなのかしら。
あ!エディ・レッドメインはマリウスに適役だと思います!
まっすぐな好青年なのに、女心の分からない鈍感そうな目してるもん!(笑)
でも、孤独や絶望、希望への渇望がひしめく中、マリウスとコゼットのピュアさにどれだけ癒されたことでしょう。
コゼット役のアマンダ・セイフライドのきらきらした透明感、すてき!
あと、学生達が歌う「最後の戦い」!
これ聴くたびに鳥肌立ちます。
負け戦と分かっていても、果敢に戦いを挑む学生達。
…うん、この作品って、イデオロギーについて考えさせられる。
ひたむきに信じる心。
それはあまりにも純粋で、人に愛や勇気を与えることもあるし、
強要すれば、自分や自分以外の人を傷つけることもある。
そして、こういう信条って常に孤独と隣り合わせだな、って思います。
作中の人物も、それぞれが孤独感と戦ってた。
だから、何かを信じて貫いて、寄り添いたかったのかなぁ。
それが彼らを強くしていたのかなぁ。
とにかく、最初から最後まで泣きっぱなしだったので、1人で来て本当によかったと思います。
歌の力ってすごい。
泣きはらした目で帰り道を歩きながら、自分の人生についていろいろ考えてしまった。
なんだか、甘ったれてないでもっと強くならないとなぁ、って思いました。
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